深呼吸ダイエット
    中耳炎の治療法

 滲出性中耳炎の治療法

まず第一に、中耳腔内の余分な液体(貯留液など)を取り除く事です。

方法としては切開をしたり、「鼓膜穿刺」という、細い注射針を用い抜き取るなどがあります。小児の場合、不安・恐怖心から暴れ、治療が不十分になる場合もあり、全身麻酔を用いる場合もあるようです。この他には、鼻や喉に対する治療と中耳腔の内圧を正常に戻す事も大切とされます。

これらの治療で改善が望めない場合は、「鼓室内チューブ置換術」という方法もあります。これは、液体の排出と換気を目的とし鼓膜にチューブを挿入します。チューブ自体は約数ヶ月後に自然と排出され、多くは外来手術で行われるようです。

多くの子供は約10才前後で自然治癒される場合が多いといわれ、発症を繰り返す場合は定期的に病院に行き、慢性化を防ぐ事が重要です。

 急性中耳炎の治療法

主に、インフルエンザ菌や肺炎球菌、黄色ブドウ球菌などで発症する事が多いといわれ、抗生剤のペニシリン系やセフェム系などが使用されています。しかし、細菌「PISP」という耐性型の肺炎球菌が増殖しているため注意が必要とされます。

また、重症で乳幼児など場合は入院し点滴療法を行う場合もあります。抗生剤の効果が現れず、発熱が続いたり、合併症の可能性がある場合では鼓膜切開術が必要になるとされています。しかし、最近では先の症状以外での症状の切開術の有用性は疑問視されているようです。

 慢性中耳炎の治療法

アデノイドや副鼻腔などの原因疾患の治療を行います。部分的な耳垂れの場合は取り除いた後、抗生剤の点耳薬を使用し、その薬中に副腎皮質ホルモンなどを加える事により、併用で消炎効果や副作用(外耳道皮膚炎など)防止を得たりする事もできるといいます。しかし、細菌類は変わりやすいため、これらで軽減がみられなければ、頻繁に膿みの細菌検査が必要になります。

手術療法では、上記で改善されなかった真珠腫摘出術や聴力の改善を目的とした鼓室形成手術などがあります。

 中耳炎治療に関する注意事項

ご家庭では発熱や痛みなどを伴い、耳垂れがある場合は入浴を避け、安静にする事です。深夜などで、お医者さんに行けない場合は、常備薬の痛み止めなどを使用してもいいですが、用法・用量には充分注意して下さい。

自己の判断で、治療を中断しないようにしましょう。難聴をおこしたり慢性化のおそれがあります。また、乳幼児では滲出性に移行する事が多く長期間の治療を要する事もあるようです。

スポーツ特に水泳などは、お医者さんの許可を得て再開しましょう。 (約2週間程といわれています)